最新科学で社会に貢献する。 生物環境化学科 最新テクノロジーを学ぶ生物環境化学科。生物、環境、化学の3つをベースに、バイオサイエンスや遺伝子、食品、新素材·新資源、地球環境などを研究し、各分野のスペシャリストへと成長します。 応用生物工学研究室 田中 賢二教授 新種の微生物の発見は、あたらしい医薬品の発見や食料生産、環境問題の解決などの発見へつながります。また、病原細菌やカビ、ウイルスなどから健康や食品、住環境を守ることも重要です。この研究室では、未知の微生物を探し出し、遺伝子工学や生物反応工学の技術でその機能を引き出し、あたらしい抗菌剤の開発などをしています。 細胞機能生化学研究室 武田 行正准教授 現代人の健康をおびやかす生活習慣病。その予防に効果があると期待されているのが、脂肪や糖を活発に消費する「褐色脂肪細胞」です。私たちの体内で活躍する様々な細胞。ヒトの細胞を用いてその機能を選択的に調節する「低分子医薬品」や「食品の機能性成分」はなんだろうか?を日々研究しています。そして褐色脂肪細胞を介した新しい作用機序による生活習慣病の予防法の開発から私たちの健康に貢献します。 生体高分子工学研究室 菅野 憲一教授 研究分野は糖鎖工学。ゴミとして処分されている生物資源の活用法などの研究をしており、今は特にアオサに注目しています。研究が進むと、いつもは埋め立て処分されていた生物資源の価値が見直され、ゴミになる予定だったはずがお金になることも。日本は資源の少ない国なので、様々な研究分野で代替材料が求められます。最終的には石油を原料とする材料の代替品を、生物資源から作ることが目標です。 環境生物化学研究室 森田 資隆教授 生物はたくさんの優れた機能を持っています。その機能を解き明かし、実社会のあらゆる場面に応用できないかを探るのがこの研究室。いま特に注目しているのは「ペプチド」。ペプチドは分子認識能力があり、生理活性能力を持っています。この研究が進むと、医療の分野で臓器や組織の再生技術が進歩するでしょう。ドナー不足や臟器移植後の拒絶反応などの問題からも解放され、医療の分野はより進化していきます。 細胞生物工学研究室 神武 洋二郎教授 生命の基本単位である細胞の増殖·分化·老化は、細胞周期によって厳密にコントロールされています。この周期が乱れることが発ガンの主な原因だと考えられており、この研究室ではその周期を制御する遺伝子を解明、発ガンのメカニズムについて研究しています。誰しも持っている遺伝子も、すべては解明されていません。未だ発見されていない遺伝子を見つけ出し、その働きを調査することも研究のカギになります。 機能性高分子化学研究室 松本 幸三教授 研究分野は高分子化学。バッテリーやセンサーに利用されるイオン伝導性材料や、接着剤、生体適合性材料など役に立つあたらしい高分子化合物の合成法とその機能に関する研究を行っています。二次元高分子、三次元高分子などその構造を学び、自分だけの高分子を合成することも可能です。世の中を騒がせる新素材を生み出すのは、あなたかもしれません。 食品生命機能学研究室 北野 隆司准教授 私たちが日々食べているものは、あらゆる分子で構成されています。その成分の中には、まだ発見されていないが、病気の予防などにつながる成分が含まれている可能性があります。本研究室では、細胞·動物実験さらには臨床試験を行い、有効な食品成分の探索とその分子作用機序の解明を行っています。その成果は、機能性表示食品や化粧品の開発·実用化、さらには健康維持や疾病予防などに貢献できます。 機能性無機材料工学研究室 湯浅 雅賀教授 無限にある無機材料粒子の大きさ·形·構成する元素の組み合わせ。さまざまな可能性の中から、無機化学と電気化学の知識を駆使し、電池やセンサーなどのエネルギーデバイスの開発を行っています。研究が進むと新材料やあたらしいエネルギーデバイスを創造することができます。将来訪れるエネルギーの枯渴という大きな問題を解決するのは、あなたのアイデアかも知れません。 環境材料科学研究室 岡 伸人教授 研究のテーマはマテリアルデザイン。化学や情報技術を活用してエネルギーや環境負荷を低減する材料の開発に取り組んでいます。例えば、陶磁器などにも用いられている「セラミック」に注目。そのままだと電気を流しませんが、化学や物理の知見を応用することで金属のように電気を流すようにしたり、透明な金属を作ったりできます。生み出された材料は、先端的なデバイスに不可欠なもの。一緒に未来の材料を作りましょう。 機能材料分析化学研究室 村上 大樹准教授 人工臓器などの進歩により、多くの命が救われ、私たちの生活が守られています。優れた機能を維持するためにこれらは安心かつ安全な材料で作られることが求められます。本研究室では、長期にわたって生体に埋め込まれても悪影響を与えない材料など、私たちの生活を支える様々な機能材料の性能をどのようにすれば実現できるか、について研究しています。